鈴木誠也は3番・右翼で先制タイムリー カブスは連敗を3でストップ、WC争い2位キープ
カブス・鈴木誠也(29)が日本時間11日、本拠地シカゴでのダイヤモンド(D)バックス戦に「3番・右翼」で出場し、4打数1安打1打点。チームは5-2でDバックスを下し、連敗を3で止めた。
7月6日のブルワーズ戦以来、約2カ月ぶりに3番で起用された誠也。1死一塁で迎えた第1打席に相手の先発左腕マンティプリーの高めに抜けた変化球を捉えて右翼線への先制適時二塁打。前日の試合で連続試合安打は9でストップしたが、好機できっちりと仕事をこなした。
9月に入って打撃好調な日本人外野手が牽引する打線は五回までに5得点を積み重ね、ポストシーズン進出争いのライバルであるDバックス相手にスイープ(4連敗)を阻止し、ナ・リーグワイルドカード(WC)争い単独2位をキープした。
自身の起用が的中したロス監督は「だから誠也の打順を上げたんだ」と、してやったりの表情だった。
レッドソックス・吉田正尚(30)は休養のためスタメンを外れた。