ドイツ戦ベンチスタートの久保建英と堂安律 序列アップへトルコ戦でどんなインパクトを残せるか
森保一監督「トルコ戦はメンバーを大幅に入れ替える」
そんなドイツを尻目に、日本代表は10日にヴォルフスブルクでの最終練習を消化。現地在住の日本人の子供たちと交流し、明るい雰囲気でチャーター便とバスで移動した。
筆者は練習取材直後に電車移動したのだが、この日のドイツ国鉄は大混乱。予約していた電車ではゲンクまでたどり着けないと判断し、1時間半前のケルン行きに乗ったところ、それが突如としてデュッセルドルフ行きに変更。そうなると乗り継ぎに問題が生じるため、別の駅で乗り換えてケルンに行き、そこからリエージュ→ハッセルト→ゲンクと進んだ。
結局、ホテルに到着したのは8時間半後。「欧州は近い」と思っている日本の人たちには想像がつかないほどの長旅だった。
迎えた11日。ゲンクは最高気温32度という猛暑に見舞われ、日本代表練習開始の午後3時は眩しい日差しが照り付けた。この環境で代表戦というのは滅多にないこと。選手たちのコンディションが懸念される。
森保一監督も中2日の試合間隔、移動、環境面を考慮し「トルコ戦はメンバーを大幅に入れ替える」と明言。主将・遠藤航(リバプール)ら数人を残してスタメンの顔ぶれがガラリと変わるはずだ。