豊昇龍あと2敗で来場所カド番…悩める新大関に同郷の元横綱がエール「学んで強くなって」

公開日: 更新日:

「新大関が苦しんでいますね」

 こう話すのは、元横綱の鶴竜親方だ。

 霧島貴景勝が勝利し、3大関安泰となるかと思われた18日。しかし、結びの一番で豊昇龍(24)が琴ノ若に敗れ、これで3勝6敗。あと2つ負けたら来場所カド番の土俵際となった。

 前日の宇良戦では立ち合いからはたき込みで墓穴を掘り、この日も勝ち急いだ。立ち合いで琴ノ若の横に回り込み、一気に寄り切ろうとしたものの、逆転の小手投げを食らってしまった。

 大相撲では横綱と大関が上位陣と呼ばれる。地位が上がり、「挑戦者」の立場から「負けられない看板力士」に変わったことで、相撲が消極的になることは珍しくない。

 冒頭の鶴竜親方は前日の宇良戦について、「ああいう相撲を取る力士じゃないのに、ちょっとがっかり」と辛口ながら、「でも、一番つらいのは本人」とこう続けた。

■「すでに出来上がった力士じゃないですから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは