2028年ロス五輪で「野球」が復活へ 日米の大リーガー出場なら頂上決戦の可能性も
国際オリンピック委員会(IOC)は9日(日本時間10日)、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技候補として、大会組織委員会から野球・ソフトボール、フラッグフットボール、ラクロス、スカッシュ、クリケットの5競技の提案を受けたと発表した。
IOCはインドのムンバイで12日から理事会、総会を開くが、すでに両者は議論を重ねてきただけに、採用は確実だ。
野球はこれまで五輪の6大会で行われたが、アメリカの優勝は1度だけ。夏場のシーズン中とあって、これまでアメリカ代表は学生やマイナー選手。メジャーリーガーは参加していない。ロス開催なら大リーガーも参加しやすく、また、野球の母国として地元での五輪の金メダルは譲れないはずだ。
日本人大リーガーも出場しやすくなる。
MLB、球団、選手会の考えにもよるが、今年のWBC同様、メジャーリーガー参加の日米頂上決戦の可能性も出てきた。
野球・ソフトボールは追加競技として行われた21年東京五輪で日本がともに金メダルを獲得。パリ五輪では採用されず、実施が決まれば2大会ぶりの復帰となる。