GK鈴木彩艶は将来を嘱望される大器、21歳でA代表とW杯を目指す
日本代表に関しても2022年7月の東アジアE-1選手権・香港戦(鹿島)でデビュー済み。今回が2度目の招集となる。
10月2連戦のGK陣は、9月の欧州遠征・ドイツ戦(ヴォルフスブルク)で先発した大迫敬介(広島)、今季J1首位を走る神戸の前川黛也と鈴木彩艶の3人。カタールW杯代表のシュミット・ダニエル(シントトロイデン)、ロシアW杯代表の中村航輔(ポルティモネンセ)の両実力者が選外となっているため、まさに横一線。
ここで最年少の鈴木彩艶が一気に抜け出す可能性もゼロではないのだ。
■マンUからの移籍話を断りシントトロイデン入り
「『パリ五輪のために海外移籍する』という報道を目にしましたけど、それは間違い。僕はA代表、W杯を目指しています。そのためにも、とにかく試合に出ることが大事。世界の舞台でプレーすることが重要だと思います」と彼は今夏、マンUからの移籍話を断り、継続的な試合出場を最優先に考えてシントトロイデン入り。
その思惑通り、神戸を2019年天皇杯王者に導いたトルステン・フィンク監督の信頼を瞬く間に勝ち取った。