松山英樹が格の違い見せつけるか、引き立て役で終わるのか…単独首位22歳アマが“ラブコール”
【ダンロップ・フェニックス】第2日
夢の対決は実現するか――。大会第2日、大会前から松山英樹(31)と回りたいと言っていたアマの杉浦悠太(22・日大4年)。初日8アンダーで首位の松山に1打差の2位につけ、この日も68で回り、通算10アンダーで単独トップに浮上した。
杉浦は9月のABEMAツアーの「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2023」で史上8人目のアマ優勝により、本大会の切符を手にした。
その杉浦から“ラブコール”を送られている松山は74とスコアを崩し、通算5アンダー8位に後退。「風が出るのは分かっていたが、対応しきれなかった」と言った。
前日は「いつ崩れるかわかないという不安がある」とコメントしていたが、2日目に早くも現実のものとなった。
3日目は杉浦が最終組。5打差の松山は2組前でのプレーとなるが、本来の調子にはほど遠く、表情は冴えない。大会関係者が言う。
「松山は今回、4年ぶりの国内ツアー参戦で、しかも大会のホストプロ。2021年マスターズチャンピオンとして格の違いを見せつけ、50回大会で14年以来の2勝目をあげたいところでしょう。とはいえ3日目も強い風が吹きそうで、バーディー量産は難しいのではないか」