阪神・大山悠輔 来季「5年20億円」大型契約への条件…虎4番の前には大きなニンジン
10日、阪神の大山悠輔(29)が大阪・堺市内で、糸原、小野寺と自主トレを公開。球団史上初のリーグ連覇を目標に掲げた。
昨季は全143試合に4番で出場し、打率.288、19本塁打、78打点をマーク。出塁率.403で自身初のタイトルを獲得し、一塁手部門でベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞するなど、18年ぶり優勝、38年ぶり日本一に貢献した。
岡田監督による“四球査定”の効果もあってか、四球数が22年の59個から99個に激増したことがタイトル獲得につながった。
その大山は順調にいけば今季中に国内FA権を取得する。昨年12月の契約更改では球団から複数年契約の提示を受けるも、自ら単年契約を選択。年俸1.3億円から倍増以上の2.8億円でサインした。
「今のところ他球団への移籍は考えにくい。阪神が絶対に手放しませんよ」と、在阪の野球評論家がこう続ける。
「今季も全試合で4番を張り、タイトルを取って連覇を達成すれば、『5年20億円』規模の大型契約を勝ち取れるのではないか。ただでさえ阪神は潤沢な資金がある。日本一達成によって過去最高益が見込まれるだけでなく、岡田監督の生え抜き重視の方針で大型補強を封印した。金庫にはカネがうなっているはずです」