阪神・岡田監督が温める西純矢の「リリーフ転向」 2005年は藤川球児抜擢で大成功
ひょっとしたらひょっとするかもしれない。
昨20日の契約更改、1000万増の年俸3800万円でサインした阪神の西純矢(22)のリリーフ転向である。
今季は開幕ローテ入りを果たし、主に先発で17試合に登板、5勝2敗、防御率3.86。先発としてローテを守ることはできず、中継ぎを務めたこともある。
その西に大きな期待を寄せているのが岡田彰布監督(65)だ。
秋季キャンプではブルペン投球にダメ出しをするなど、時に苦言を呈しているのはあくまで期待の裏返しだが、必ずしも先発として期待しているだけではない。リリーフとして、セットアッパー、抑えを務められるだけの力があるとさえ考えている。
実際、岡田監督は5月に中継ぎへ配置転換するときに、「中に入れてもええし。馬力あるから、どんどん投げた方がええような気がする。短いイニングで全力でドーンといくほうが力発揮できるかも分からん」と話したこともある。
■本人は先発にこだわり