巨人・菅野智之“急ピッチ調整”他球団の評価は真っ二つ…警戒の一方で「1年持たない」の声
さるチーム関係者がこう言った。
「入団以来、マイペース調整が許されてきたが、意識的に早めたのは2016年。9勝6敗ながら防御率2.01でタイトルを取った。3月にWBCがあった翌17年も早めに仕上げ、17勝で防御率も1.59。沢村賞を取ってキャリアハイの成績を収めた。逆に東京ドームスタートで『マイペース』で調整した21年は6勝。『体の状態がいいので焦る必要はない』と言って臨んだ昨季も4勝止まり。今季は阿部監督に『抑え』の可能性をほのめかされている。本人は先発へのこだわりが強いから、急いでアピールするしかない。ただ、11勝だった19年はハイペース調整の結果、シーズン中に腰痛を発症して離脱。年齢が年齢だけに、故障のリスクを警戒しなくてはいけないでしょう」
近年は足の違和感や右肘痛で離脱を繰り返してきた。腰痛持ちでもある。34歳の急ピッチ調整は、吉と出るか凶と出るか──。