国立競技場で31年ぶりJ1開幕戦の再戦…横浜Mの2-1逆転勝利で東京ヴェルディのリベンジならず
そして2024年シーズンの開幕節のひとつとして2月25日、(新)国立競技場を舞台に東京Vと横浜Mの対戦カードが組まれた(観客は5万3026人)。
31年ぶりの「J1国立開幕戦」の再現である。
ちなみに――。23日には名古屋グランパスー鹿島アントラーズ戦が愛知・豊田市で行われた。1993年5月16日、鹿島スタジアムで開催された鹿島ー名古屋戦と同一カードである。
試合は奇しくも劣勢が予想された東京Vが先制した。
右FKからMF山田楓喜(22)がゴール右上スミに豪快な左足シュートを決めた。サイドは逆だが、マイヤーが突き刺したシュートと同じ位置だった。
こうなると31年前を知る横浜Mファンは、逆転劇の再現を期待しただろう。
とりわけ右FWでスタメン出場した水沼宏太に対する期待は31年前に決勝点を演出した水沼の息子だけに期待も高かった。
そんな期待に反し、東京Vは予想外の大健闘を見せた。