「試合中にメシ」「揚げ物は拒否」「朝までビール」…ロッテ一番の飲み仲間・小林雅英の素顔
【前回】最悪だった米国キャンプ…持て余す暇、発砲事件、偽札使用の誤解、私だけが見えなかったUFO騒動 からつづく。
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17年間ロッテに在籍した中で「盟友」というか、「飲み仲間」は「幕張の防波堤」の異名で抑えを務めた7歳下の小林雅英である。
東京ガス出身で1998年のドラフト1位で指名された。すると、私の出身校である二松学舎大付高の1学年下の後輩(同社出身で現・明大コーチの鈴木文雄氏)から連絡があった。
「初芝さん、うちから小林って投手がロッテに入ります。面白いやつなんで面倒を見てやってください」
後輩からわざわざ連絡があったから気にはなっていた。ただ、すぐに仲が良くなったわけではない。食事に行くようになったのは、抑えになった2年目の途中からだ。
マサはホームゲームのナイター前、夕方4時から4時半ごろに、野手と一緒にかなりの量のメシを食う。それなのに、プレーボール後、午後6時を過ぎると、また食堂に行って一人でソバやうどんをズルズルとすすっているのだ。