ア・リーグ東地区は金満球団ヤンキース、ブルージェイズの2強

公開日: 更新日:

ア・リーグ東地区

 大リーグに詳しいスポーツライター・友成那智氏がレギュラーシーズンの行方を占う。

  ◇  ◇  ◇

 昨年は、驚異的なスタートダッシュを見せたレイズと、自前で育てた優秀な若手が次々に台頭して勢いに乗るオリオールズが首位争いを演じた。3年前に52勝110敗だったオリオールズが101勝して奇跡の地区優勝を果たしたが、この2球団は今季、大きなマイナス要素がある。

 オリオールズは最強クローザー、フェリックス・バティスタが昨年10月にトミー・ジョン手術を受けたため、今季全休。代役がキンブレルでは多くを望めない。レイズは攻守の要であるワンダー・フランコが14歳の少女と性交して逮捕され今季は使えない可能性が高い。先発陣に故障者が続出していることも大きなマイナス要素だ。

 これに代わって優勝争いをするのはヤンキースとブルージェイズだ。ヤンキースは、オフに獲得したストローマン、主砲のジャッジがフルに機能すれば95勝できる。しかし、昨季は6月上旬にジャッジが足の親指の靱帯を断裂し約50日間負傷者リストに入り、その間に得点力が大幅に低下して順位を下げた。昨年故障に泣いたロドンが復活すれば100勝近くいくかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末