大谷がケンカ吹っ掛けた球審は「退場記録保持者」…高圧的で悪名高いだけに心配な“報復ジャッジ”
ベンチの野次に対しても過敏に反応し、今年4月のヤンキース戦ではスタンドのファンによる野次をアーロン・ブーン監督が発したと決めつけ、退場を告げて話題になった。まさに審判の権威を傘に着るタイプで、ブーン監督の件に関しては「客は選手のプレーを見に来ているので、退場させるわけにはいかない。ベンチのことは監督が責任を取るべきだ」と強引な持論を展開した。
ガーデンハイヤー元監督がそうだったように、大谷も今後はハンター審判ににらまれ、投打とも不利な判定を下されかねないのだ。
大谷は過去にもアンパイヤを敵に回して痛い目にあっている。リアル二刀流1年目だった21年4月のレンジャーズ戦で球審を務めたジョーダン・ベーカー審判の不可解な判定で2つの見逃し三振を喫した。この時も明らかに不服そうな表情を審判に向けたため、心証を害したのだろう。約1か月後のインディアンズ(現ガーディアンズ)戦の球審だったベーカー審判から再び厳しく判定され、レンジャーズ戦同様、2つの見逃し三振を喫した。
大谷は今後、ハンター審判の報復に見舞われることになりそうだ。