ゴルフ界の「男女格差」ここに極まれり…今週のツアーは賞金総額が「6倍差」の衝撃
一方の女子は、国内最高賞金を誇る「アース・モンダミンカップ」(千葉・カメリアヒルズCC)。賞金総額3億円は男子の6倍。優勝賞金は男子の賞金総額より多い5400万円。ホールインワンは500万円から800万円と、こちらも高額だ。
この日(20日)は今年も男子の「ZOZOCHAMPIONSHIP」が10月に開催(アコーディア・ゴルフ習志野CC)されることが発表された。この大会は賞金総額850万ドル(約13億4300万円)で、昨年の優勝賞金は153万ドル(約2億4000万円)だったが、それは米PGAツアーだからで、78人中、国内選手は18人しか出られない。
ツアー関係者が言う。
「一部の男子プロは、『何も賞金が安い大会を女子の最高額の大会と同じ週にやらなくても』と言ってますが、その気持ちはよくわかります。とはいえ、女子の大会だって高額賞金が話題になっていても、山下(美夢有)や岩井明愛、千怜の双子の姉妹、竹田麗央といった旬の選手は全米女子プロ参戦で不在。毎年、海外メジャーと同じ週でぶつかるので、開催時期を変更したらどうかという声もあるようだが、アースに出場している選手は強敵不在を喜んでいるでしょう。優勝なら5400万円、2位2640万円、3位でも2100万円ですからね」