大谷の三冠王に黄信号…猛追するパドレス安打製造機が誇る「ライバル偉業阻止」の経歴

公開日: 更新日:

 昨季は、メジャー史上初の「40本塁打、70盗塁」を達成し、ナ・リーグMVPを受賞したブレーブスのアクーニャJr(.337)と熾烈な首位打者争いを繰り広げた末に、最後は1分7厘差で振り切った。ヤンキース、ブレーブスとも東海岸の人気球団だけに、スター選手の偉業達成を阻止したアラエスは両球団のファンの間で憎悪の対象になっているほどだ。

 メジャーを代表する「安打製造機」として知られるアラエスは、夏の疲労から8月に打撃の調子を崩すものの、タイトル争いが熾烈になる9、10月に復調する傾向にある。過去5年間の月別打率では8月が.266と最も低いが、9~10月は.335と結果を残しているのだ。

 アラエスが所属するパドレスは首位ドジャースと7.5ゲーム差のナ・リーグ西地区2位。ワイルドカード争いでもブレーブスに次ぐ2位で、2年ぶりのポストシーズン進出が可能な位置につけている。

 自身のタイトル獲得とチームのポストシーズン進出がかかるだけに、安打製造機がヒットを量産する可能性は十分にある。

 大谷は、ジャッジ、アクーニャJr同様、シーズン終盤に調子を上げるアラエスによって首位打者を逃すかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」