貴景勝を筆頭に情けなさすぎる大関陣のていたらく…横綱の独走許す26年ぶり珍事
「豊昇龍はムラっ気とけれん味が強い。だから、相撲内容が安定せず、脆い姿をたびたび見せてしまう。琴桜は器用で引き出しが多いのはともかく、いまだにどんな相撲を軸にしたいのかが見えない。土俵際の逆転が得意なんて胸を張れるのは、せいぜい平幕上位まで。このままでは大ケガをする恐れもある。2人とも現状維持では横綱昇進なんて夢ですよ」(角界OB)
先場所で大関から陥落し、今場所2ケタ勝利で元の地位への復帰を目指す霧島は、3連勝のち3連敗。2ケタが遠くなってきた。
ちなみに26年前は初日から6連勝の大関若乃花が14勝1敗で優勝。唯一土をつけたのは横綱曙で、こちらも13勝2敗と終盤まで食い下がった。当時のような気概を今の大関陣に期待したいが……それはないものねだり、か。
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貴景勝はとっくのとうに満身創痍で、頚椎にもバクダンを抱えている。もはや引退しか道はないようにも見えるが、それでも土俵に上がり続けなければいけない「複雑な事情」があるという。いったいどういうことなのか。
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