大谷はシーズン終盤イライラ募りそう…左右両エース復帰もポストシーズンへ「不安データ」
ドジャース・大谷翔平(30)が節目の一発を放った。
日本時間26日のジャイアンツ戦の八回、下手投げ救援右腕ロジャーズの変化球を捉えて右翼ポール際に叩き込むダメ押しの31号ソロで日米通算250号本塁打をマーク。2戦ぶりのマルチで打率.312とした。
この日は左肩手術で出遅れていたドジャースのエースで、サイ・ヤング賞左腕のクレイトン・カーショー(36)が復帰。昨年10月1日のジ軍戦以来299日ぶりのマウンドは4回2失点。
25日には腰の張りで負傷者リスト(IL)入りしていた右腕タイラー・グラスノー(30=今季8勝6敗、防御率3.47)が戦列に戻り、5回2失点とまずまずだった。
投打とも故障者が続出する中、左右の両エースの復帰は朗報とはいえ、過度な期待は禁物。カーショー、グラスノーとも、レギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけてはアテにできそうにないからだ。
特にカーショーはポストシーズンではイマイチ。通算39試合に登板して13勝13敗、防御率4.49。昨季、ダイヤモンドバックスとの地区シリーズでは、6安打6失点で1回持たずに降板した。1死を奪う前に5安打を浴び、5失点したのはポストシーズン史上初のワースト記録だ。