大谷はシーズン終盤イライラ募りそう…左右両エース復帰もポストシーズンへ「不安データ」
一方、グラスノーは昨季まで所属したレイズ時代のポストシーズンは通算10試合で2勝6敗、防御率5.72。20年のドジャースとのワールドシリーズでは2試合で計10失点とエースの役割を果たせなかった。9、10月は通算24試合で7勝8敗と負け越している上に、防御率4.38と安定感を欠く。
大谷はエンゼルス時代の21年終盤に「ヒリヒリする9月を過ごしたい」と話し、地区優勝、ポストシーズン進出を熱望した。昨年12月のドジャース入団会見で「勝つことっていうのが僕にとって今一番大事なこと」と話した通り、ド軍入りの決め手は2年連続地区優勝、11年連続プレーオフ進出を果たす常勝チームでワールドシリーズ制覇を成し遂げたいからだ。
が、左右エースの働き次第では新天地1年目のシーズン終盤は「ヒリヒリ」するどころか、「イライラ」が募りそうだ。
大谷の話「(通算250号は)知らなかった。もっと打てるように継続したい」
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そんな大谷だが、左翼守備が9月以前に「前倒しされる可能性」が出てきている。そうなればすでに右肘には2度目もメスを入れているだけに、今後の投手生命にも影響しかねない。いったいドジャースに何が起きているのか。
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