千賀滉大が「大谷の刺客」に急浮上!メッツはPSで直接対決の可能性、日本時代はカモに
右肩痛で開幕から負傷者リスト(IL)入りしていたメッツ千賀滉大(31)が日本時間27日、本拠地ニューヨークでのブレーブス戦で復帰した。
千賀は渡米1年目の昨季は29試合に登板し、12勝7敗、防御率2.98はナ・リーグ2位だった。「ゴースト(お化け)フォーク」を武器に投手陣をけん引し、球宴にも選出。新人王投票ではリーグ2位だった。
メッツは26日現在、首位フィリーズと10ゲーム差、2位ブレーブスと0.5ゲーム差のリーグ3位。ワイルドカード(2位以下の最高勝率3チーム)争いではブ軍に次ぐ2位で、ポストシーズン進出が可能な位置につけている。
ポストシーズンの組み合わせ次第では西地区3連覇が確実なドジャースと顔を合わせる。大谷翔平(30)との直接対決が実現することになるが、千賀を打ち崩すのは容易ではない。
千賀は昨季7月のドジャース戦で6回4安打1失点と好投。ベッツにソロ本塁打を浴びたものの、フリーマン、スミス、マンシーらの強打者には安打を許さなかった。昨季からメンバー構成は異なるが、主力を抑えてクオリティースタート(QS=6回を3自責点以内)をマークしただけに苦手意識はないだろう。