大谷ドジャースの4年ぶり世界一に立ちふさがるのは“男気見せたダルビッシュ”
パ軍は27日現在、首位ドジャースと4ゲーム、2位ダイヤモンドバックスと1ゲーム差のナ・リーグ西地区3位。各地区首位以外の勝率上位3チームが進出するワイルドカード争いではダ軍に次いで2位につけている。今季、直接対決はド軍(9月25日~27日)、ダ軍(同28日~30日)と終盤に3試合を残しており、ダルの復調次第では逆転での地区優勝は決して不可能ではない。
仮に現状の順位でレギュラーシーズンを終えても、パ軍はダ軍とワイルドカードで対戦し、勝ち上がればリーグ勝率1位のド軍と顔を合わせることになる。ダルが大谷に立ちはだかることになるのだ。
ダルはポストシーズン11試合で4勝6敗、防御率4.19。負け越しているものの、これはド軍時代の17年、アストロズとのワールドシリーズでサインを盗まれ、登板した2試合とも2回途中でKОされたことが響いている。ポストシーズンでの経験が豊富な上に、ド軍との相性も良く、過去2年で5試合に登板し、2勝0敗、防御率1.86。今季初対決した大谷にも5打数1安打の打率.200、0本塁打、2奪三振と抑えている。