破竹の勢い竹田麗央!4月初勝利からもう7勝《ビッグタイトル狙える、早く米国へ》と男子プロ驚嘆
左へのシフトによるスイングでリズムが一定ということも大きい。米女子ツアーは今季、9人の日本勢が参戦していますが、竹田はその9人とはまったく違うタイプの選手で、飛んで曲がらないのが魅力。これだけ勢いがあってスケールが大きい竹田が米国でプレーする姿は多くのファンだって望んでいるはずです」
小暮プロが続ける。
「ただし、国土が広い米国はコースごとに芝質が大きく変わり、アプローチのウエッジコントロールに時間がかかる。日本ではクラブの重さで打てるが、芝に粘りのある米国ではヘッドを加速せざるをえないからです。ビッグタイトルが狙える器ですから、早く米国へ行って慣れて欲しいです」
来季の米女子ツアーに参戦するには、10月8日時点の世界ランキングが75位以内なら2次予選は免除され、最終予選会(12月5~9日=米アラバマ州マグノリアグローブGC)から出場できる。竹田は同30位(29日現在)で問題なし。この日、「複数年シードが取れたので、今年予選会に行ってもいいかなと思っていますけど、締め切り(10月8日)ギリギリまで考えます」と言った。早く準備をするべきだ。