投打で物足りないドジャースに大谷「投手・外野起用待望論」浮上…指揮官は否定も議論は過熱必至
が、世界一を目指す上で、現有戦力では心もとないのも確かだ。仮にリーグ優勝決定戦、ワールドシリーズと勝ち進めば、またぞろ、チーム内外で大谷の投手、守備起用を求める声が浮上しても、不思議ではない
実際、大谷はこれまでDHを独占してきたが、仮に守備に就けば、故障を抱えながらも勝負強い(得点圏打率.295、7本塁打、69打点)フリーマンを指名打者で起用できるメリットは大きい。
大谷はドジャース移籍にあたり、一塁手と外野手用のグラブを用意し、開幕後は守備練習も行っている。投手としても、すでにブルペンでの投球練習を再開し、150キロ超の直球を投げ込んでいる。
ドジャースがポストシーズンを勝ち進めば進むほど、大谷の起用を巡る議論はヒートアップしそうだ。
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そんな大谷がまだ世界で無名だった頃に日刊ゲンダイに明かした「投打の理想」とはいったいどのようなものか。決して避けられないと悟っていた「永遠の課題」とは。その時々でなにを考え、なにを思っていたのか。改めて読み返すことで、大谷の今が見えてくる。
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