爆笑会見で会場を沸かせるも…日本ハム新庄監督「日本一完全燃焼」のハラハラドキドキ
“新庄節”が炸裂した。
11日のCS前日記者会見に出席した2位日本ハムの新庄剛志監督(52)。のっけから「短期決戦? 監督になって戦うのは初めてなんで……正直わかりゃん」と噛んでしまい、会場の笑いを誘うと、初戦の予告先発に「田中正義」と守護神の名前を出すジョークも。もっとも、開幕投手にリリーフを抜擢した過去もある指揮官だけに、あながちウソとも思われなかったのだろう。戸惑った司会者に「田中選手のどんなところを……」と聞かれ、「あ、違った? ごめんなさい、加藤(貴之)くんで」と言い直すと、再び会場は笑いに包まれた。
おちゃらけばかりではなかった。CSで戦う3位ロッテの吉井監督の印象を聞かれると「何をやってくるのか、まったく読めない」と言いつつ、「でも、あまり動かないんで、こっちが動いて行こうかな」と“牽制”した。
その新庄監督は今季が契約最終年。続投が基本線とみられるが、「(ポストシーズンで)完全燃焼したら、責任を果たしましたってなるかもしれない」と話したこともある。