巨人・岡本和真 守備位置たらい回しでも《僕はそういう立ち位置にいる》の献身ぶり

公開日: 更新日:

「僕はそういう立ち位置にいるんで」

 巨人岡本和真(28)のセリフだ。

 昨6日の宮崎キャンプ第2クール初日に行われたシートノック。昨季ゴールデングラブ賞を獲得した一塁ではなく、三塁と左翼の守りに就いた主砲はこう言った。

「サードのカットプレーは今(の時期)は多くできないので、入れる時に入ろうと。(外野は)試合になったら難しいし、去年は今の時期練習してなかった。(シーズンに入ったら)急に言われることがあるので、今年はやっておこうかなと。いろいろ変わるとゴールデングラブ賞の難易度が上がる? もちろん取れたらうれしいけど、僕は(複数ポジションを守る)そういう立ち位置にいるんで」

 昨季も一塁で100試合、三塁で28試合、左翼で15試合に先発出場したが、今季のポジションはいよいよ流動的。この日のシートノックで一塁に入った新外国人のキャベッジ、三塁を守った坂本勇人の状態次第では、岡本の日替わり起用もあり得る状況だ。

 過去に三塁で2度、一塁で1度のゴールデングラブ賞受賞歴があるものの、「チームのためなら」と守備位置のこだわりを捨てている岡本はこの日、打順についてもこう言った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…