ドジャースは朗希までIL入りの深刻投壊でも…大谷「投手復帰」は非現実的、焦点はプレーオフか
通常MAX13人の投手枠を、ド軍は大谷含めて14人
「それこそドジャースが考える二刀流復活のタイミングですよ。8月あたりから徐々に投手として慣らし運転をさせ、プレーオフを決めたあたりでペースアップ。プレーオフは投打の二刀流としてフル回転させるプランです。二刀流登録の大谷は投手としてカウントされない。つまり通常MAX13人の投手枠を、ドジャースは大谷も含めて14人使える。シーズン終盤からプレーオフにかけてこの恩恵をフルに活用するつもりだと聞きました」(前出の関係者)
現在、大谷は週に2回、ブルペン入りする。11日のダイヤモンドバックス戦の試合前にはゴームズGM、ロバーツ監督、プライアー投手コーチが見守る中、ブルペンで計35球。ツーシーム、カットボール、スプリットを交えながら前半20球、5分の休憩をはさんで後半15球を投げ込んだ。あえて休憩をはさんだのは「本番を想定した調整。休憩後の反応を見たかったから」(ロバーツ監督)だという。
そうやってイニング間を想定、実戦に即した練習までやりながら、しかし、復帰時期はおろか次のステップすら「まだ決まってない。とりあえずショウヘイを先発として復帰させる方向で考えているので、そこに向けて投球数を増やしていくつもりだ」とロバーツ監督は言っている。
いまだ投手としての復帰時期が決まっていないのは、それだけタイミングが後ろにズレ込んでいる証しとみるべき。
大谷が投手として早く復帰したいなら、今後も打って打って打ちまくり、できるだけ早くプレーオフ進出を確実にするしかなさそうだ。