「田舎大家流 不動産投資術」多喜裕介著
勤続11年のダメサラリーマンだった著者は、結婚して自由に使える小遣いが減り、副収入を得たいと考えていた。そんなとき、会員制投資クラブ、ビリオネアクラブと出合い、積立貯金を元手に不動産投資を始める。そして見つけたのが、田んぼだらけの田舎の利回り34%の物件だった。
田舎では賃貸需要はないと思われがちだが、需要が供給を上回っているかどうかを確認すればいいのだ。
著者は資金500万円で1棟目のアパートを購入し、DIYで費用削減するなどして、4カ月で満室にした。人口3万人の市にある築古アパートからスタートし、3年で12棟80室を運営している富山県在住の著者の不動産投資術。
(合同フォレスト 1400円+税)