「40代でシフトする働き方の極意」佐藤優著

公開日: 更新日:

 個人と同じく世代にも運・不運があり、バブル崩壊後に成人となり、就職氷河期を経験した40代は運が悪い世代だと著者はいう。一番苦しい状況に置かれたこの40代の人のために、生き残りのための実践的アドバイスをする生き方指南書。

 40代はいろいろな意味で人生の分岐点となる時期。多くの大企業は30代で既に幹部候補を絞り込んでいるが、モチベーションを下げさせないため、40代半ばまで管理職ポストの競争が続いているように見せかけている。そうした現実を直視した上で40代以降の仕事の方向性や取り組み方を説く。

 ほか、40代からの発想力の磨き方やリーダーシップ、時間の使い方など。豊かな50代を迎えるために今やっておくべきことを伝授。(青春出版社 840円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  2. 2

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 3

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  4. 4

    趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い

  5. 5

    中国企業が発表した「ナトリウムイオン電池」の威力…リチウムイオン電池に代わる新たな選択肢に

  1. 6

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  2. 7

    永野芽郁と田中圭は文春砲第2弾も“全否定”で降参せず…後を絶たない「LINE流出」は身内から?

  3. 8

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  4. 9

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  5. 10

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機