麻雀中に急性心不全で倒れた若山富三郎

公開日: 更新日:

 4月7日に東京で行われた葬儀には萬屋錦之介や松方弘樹、三船敏郎ら500人が参列。勝はしめくくりに「人生が劇場なら、お兄ちゃんは素晴らしい千秋楽を迎えたと思います。千秋楽のしきたりのように、お疲れさま、おめでとうと言いたい」と語った。納骨式の際に勝がカメラの前で若山の遺骨を口にするなど、弟にみとられての名優の死だった。勝も5年後の97年6月に喉頭がんで死去。兄弟は今、港区三田の蓮乗寺の同じ墓で眠っている。

◇1992年4月 1日、太陽神戸三井銀行がさくら銀行に社名を変更。7日、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争が始まる。25日、尾崎豊が死去。27日、ユーゴスラビアが解体。29日、ロスで黒人男性暴行の警察官無罪判決で暴動が起きる。

【連載】プレイバック芸能スキャンダル史

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱