ほこ×たて代替番組でも「捏造」発覚! フジテレビの貧すれば鈍す…

公開日: 更新日:

 その直前にも看板の文字が反転しているシーンがあるなど、景色のほとんどが反転されていた。テレビの編集作業として、「画面反転」というのは「演出」手段としてままあることなのだろうか。あるテレビ制作会社幹部は言う。

「行きに帰りのシーンを撮るということはあっても、画面そのものを反転させるというのは聞いたことがない。今回の場合、追加ロケをやる余裕もなかったので、『反転』という手段を選択したのでしょうが、プロとしてあまりにも稚拙でレベルが低い。捏造というのも恥ずかしいという感じです。だったら代わりにお弁当の画(え)でもいいから映せばよかったのに……。制作側が『こういう画がないとダメ』とゴールを決めて融通が利かなくなっている。それは『ほこ×たて』にも通ずるものがあって、『これが正解なんだ』と決めつけて、その結果、猿に釣り糸をつけて引っ張るようなことになってしまった。お粗末な限りです」

 弱り目にたたり目のフジテレビ。いや、貧すれば鈍すというべきか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???