現役時代の華ゼロ…安藤美姫のソチ五輪解説「デビュー戦」
メダル獲得を期待されながら、5位に終わったソチ五輪フィギュアスケートの団体戦。苦戦を強いられたのは氷上の選手だけではない。テレビの解説者へと舞台を移したミキティこと安藤美姫(26)も同様だった。
五輪代表選手の選考から漏れ、昨年12月に現役引退。民放各局による現地リポーターとしての“ミキティ争奪戦”が取り沙汰されたが、デビューを飾ったのはテレビ朝日系。8日23時台から5時間に及ぶ長時間番組で、浅田真央が出場する女子ショートプログラムを含む大注目の一戦であった。
「こういった大きなお仕事がいただけたことを、光栄に思います」
放映からまもなく、本人もこう挨拶した。確かに申し分のない舞台だ。
現地の特設スタジオから気心知れた織田信成と一緒にゲストで登場。別に解説者としてベテランの佐野稔氏が立つ“お気楽なポジション”である。
そんな絶好の環境の中、2度の五輪出場経験を持つミキティならではの発言が期待されたが、コラムニストの今井舞氏は「華がま~ったくなかった」とこう振り返る。