好調テレ東の象徴 カルト的人気「孤独のグルメ」が再登板

公開日: 更新日:

 原作コミックは、フジサンケイグループの扶桑社の雑誌で連載されていたが、ドラマ化したのがフジテレビではなくテレビ東京というのが“いかにも”だろう。

「これまでテレビ東京はネット世代には目もくれず、中年以上をターゲットに、お金をかけず、アイデア勝負の番組作りに徹してきました。そのおかげで今の好調があるわけで、『孤独のグルメ』はその象徴ともいえる。口コミ人気で、中年サラリーマンだけでなく、結果的にネット世代の支持まで得ています。この期に及んで“キムタクドラマ”をやろうとするフジテレビに、孤独な中年オヤジのB級グルメドラマなんて発想はないのでしょう」(テレビ局関係者)

 フジテレビ凋落のゆえんか。

「『孤独のグルメ』は深夜枠なので、数字(視聴率)そのものは1ケタ台ですが、DVD化したり関連のアプリを出したりと“周辺”でも稼いでいます。実際、テレビ東京のネットやモバイル絡みの売り上げは、この1年で3割以上伸びている。“親会社”が日本経済新聞社だけに、<意外と商売上手>なんて声もあります」(経済ジャーナリスト)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議