「相棒」で共演 川原和久と六角精児の“微妙な写真”

公開日: 更新日:

 はじめは職人の下に付いて仕事を覚えるんですけど、2トントラックを運転してパイプや資材を現場に運んだり、養生用のシートやテープを貼ることから始まって、次第に刷毛を持たされ、ローラーを持たされ…で、そのうち家一軒をまかされ、現場を回すようになっていきました。

 一般住宅の外壁の塗り替えが中心で、公共のものでは羽田空港の橋脚や、埼玉の某消防署の壁とかも手がけました。全部で何件やったか? う~ん、わかんないですね。「相棒」のシーズン6の頃まで続けてましたから、かなりの数になると思います。この写真の頃はまだ、がっつり塗装の仕事をしてた頃です。

 でも、テレビに出るようになると、現場でもよく気づかれるようになり、無言で「声かけないで」オーラを出していました。そういうのはうまいんで。気づかれると、照れくさいというか恥ずかしいというか、複雑な気持ちになって、どんな顔をしていいか、よくわからないんですよ。昼休みに、汚れた職人姿でコンビニに弁当買いに入って「あれ、俳優さんですよね…?」と言われたことも。だんだん、ごまかすのも苦しくなっていきました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動