トーク番組司会の打診も 松重豊に「キムタクを食った」の声
木村拓哉(41)の主演ドラマ「HERO」の予想を超える大ヒットに、フジテレビ内はお祭りムード一色に染まっている。
前評判はイマイチだったものの、蓋を開けてみれば平均視聴率21.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。現時点における民放連ドラのトップに躍り出た。この結果に即、行動を起こしたのが亀山千広社長だ。
「ジャニーズ上層部と映画版『HERO2』製作について直談判を行ったというんです。現在のフジは『踊る大捜査線』『海猿』に続くキラーコンテンツを確保したい。そりゃもう必死だったそうです」(事情通)
そんな“ドル箱”への期待がかかるドラマで、“キムタクを食った男”としてにわかに注目を集めている俳優がいる。「HERO」では部長検事役を好演した松重豊(51)だ。こわもてからは想像もつかないユニークな演技で圧倒的な存在感を示し、「何を演じてもキムタク以上、キムタク以下にはならない木村を完全に食った」(ドラマ関係者)といわれているのだ。
松重と聞いて顔と名前が一致しない読者も、テレ東の深夜ドラマ「孤独のグルメ」で独り言をいいながらひたすら飯を食う中年男性と言えばピンとくるはず。ちなみに、芸歴28年の松重にとって「孤独のグルメ」は初の主演作である。