「HERO」再び映画化 なりふり構わぬキムタクのプライド
7月期クールのドラマに次ぎ、映画も“パート2”。続編嫌いで知られる木村拓哉(42)主演の「HERO」の映画化第2弾(来年7月公開予定)が決まった。
13年ぶりのパート2ドラマは平均視聴率21・4%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)を記録。この追い風に乗り、フジテレビをはじめとする“製作委員会”が「踊る大捜査線」シリーズに代わる“ドル箱”化をもくろむのはもっともだが、「なりふり構っていられないキムタク側の事情もある」(芸能関係者)という見方もある。
「キムタクは『一番じゃなきゃダメ』な存在。トップタレントに君臨する立場であり、2番手に甘んじることは決して許されません。満を持して挑んだ自身最大のヒット作であるドラマ版HEROは、今のところ今年の視聴率ナンバーワンの座を暫定死守していますが、10月期クールの『ドクターX』に塗り替えられるのはほぼ確実。前シリーズの視聴率より大幅にダウンしたこともあり、このまま“負け戦”で終われないというのが偽らざる彼の心境でしょう」(前出の芸能関係者)
今月末にクランクイン予定の続編には新旧のヒロイン、松たか子(37)と北川景子(28)に加え、おなじみの城西支部の面々と、佐藤浩市(53)などが“大物ゲスト”として出演する。豪華な顔ぶれを揃え、前作の興行収入80億円超えを目指すことになるが――。