「ごめんね青春!」でブレーク 森川葵に専門筋から絶賛の声

公開日: 更新日:

 商業映画とは一線を画す自主映画の世界。規模では太刀打ちできずとも、質では引けを取らない作品が増えている。そんな流れの中で2015年、注目の一本がこれ。「おんなのこきらい」(2月14日公開)だ。

 若手映像作家の登竜門「MOOSIC LAB」で14年度最多となる4部門を受賞。もともとコンペ作品だが、業界内での評判の高さが後押しする格好で今回、単独での劇場公開にこぎつけた。昨14日の試写会も満席で期待の高さがうかがえる。

 可愛い容姿が女の価値のすべてだと信じる過食症OLが主人公の物語。奇抜なタイトルもそうだが、お世辞にも万人受けするとは言い難いテーマにもかかわらず、なぜこんなに騒がれるのか。それは、主演の森川葵(19)の存在に他ならない。

 じわりじわりと注目されつつあったが、出世作はクドカン脚本の日曜劇場「ごめんね青春!」(TBS系)。カマトト女子を演じ、同世代女優の誰よりも存在感を発揮、顔と名前をアピールした。「おんなのこきらい」は昨年5月に撮影。“ごめんね”よりだいぶ前だが、起用理由について、加藤綾佳監督はこう話す。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ