マキタスポーツが持論 「ネット社会は正論過ぎて気持ち悪い」

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■気に入らないコメントも一切削除しない

 6年前にプロレスラーの三沢光晴さんが亡くなった時、追悼の意味を込めてブログで記事をアップしたんです。普段ブログを閲覧に来てる人たちは感動してくれてるんですけど、プロレスのオタクたちが流れ込んできて「おまえ、何言ってんだ」と。僕の真意とは違った叩かれ方をされました。気に入らないコメントを事前に削除するのは可能ですが、しませんでした。今もその姿勢を守っています。コメント欄もいつでも見られますよ。

 その半年後にツイッターを始めました。最初は意見発表してフォロワーが増えたり、すぐにリツイートされていくのが、純粋に面白かった。来る者拒まずの態度で、フォローされたらフォローし返してたんですけど、その数が多すぎて情報が追えなくなってしまった。公の立場の人が出て来て、からまれたりも。スルーしたんですが、無視することで火がついてしまうこともありました。

 今はメモ書き程度で使ってます。自分発信の企画としては便利なツールですから。フォロワーは4万人以上。その後、長文も書けるフェイスブックも始めました。そこでは本音に近い記事をあげて、他のツールと使い分けてます。うかつに発言できる無責任さが気持ちいい集団からは距離を置いて、そういう危うさを伝えられる立場として、面白おかしく発信していこうと思ってます。

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