元宝塚トップスター古城都が心血注ぐ舞台専門「芸術塾」

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 一昨年2月に亡くなった俳優・本郷功次郎さんは70年代を代表する二枚目スター。テレビ朝日系で放映された「特捜最前線」の橘剛刑事役は実にカッコ良かった。本日登場の古城都さん(71)は本郷さんの妻で、結婚前は宝塚歌劇団の看板スターだった。さて、今どうしているのか。

「去年はホント、大忙しでした。1月に宝塚歌劇団設立100周年を記念して開設された『宝塚歌劇の殿堂』に100人の功労者のひとりとして選ばれ、4月4日に宝塚大歌劇場で式典公演『夢の祭典 時を奏でるスミレの花たち』に出演。

 そうした中、13年前から始めた静岡県三島市でのタップダンスと声楽の講座に続き、4月20日、浜松市に音楽とミュージカル、それに舞台の専門私塾『芸術塾』を始めました。その合間に横浜のNHKカルチャーセンターや静岡市で講師を務めなければならない。自宅でゆっくりする時間はほとんどなかったですね」

 横浜駅に近いホテルのラウンジで会った古城さん、こう言って優雅なしぐさでコーヒーカップを口に運んだ。背筋はシャン、まなざしはキリリ。伝わってくるオーラがハンパじゃない。

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