能年玲奈「芸能界引退」危機…降って湧いた“洗脳騒動”の背景

公開日: 更新日:

■頼みの綱は小泉今日子

 芸能評論家の肥留間正明氏はこういう。

「芸能人が大手に所属しながら個人事務所を立ち上げること自体はこの業界では珍しくない話。ある程度売れている女優は税金対策などを理由に個人事務所を持っています。僕が聞くところによると、A氏は当初、所属事務所から『演技指導してくれ』『身のまわりのことも見てほしい』と頼まれていたとか。そこで関係が生まれ、能年は仕事がしたくて仕方がないのに、過剰に仕事をセーブする事務所に不信感を持つ半面、A氏には何でも相談できた。思うに、今回の騒動に原因があるとすれば、事務所が『あまちゃん』フィーバーの後の能年の仕事戦略を誤ったということでしょう」

 しかし、能年がいくら独立を望んでも芸能界には芸能界のルールが存在する。“育ての親”に弓を引けば人気者の能年とて無傷では済まされない。一部では「あまちゃん」で能年の母親を演じた小泉今日子が救いの手を差し伸べるというウワサもあるが、スキャンダルの渦に巻き込まれたのは間違いないだけに、長期化すれば「あまちゃん」イメージはズタズタ。引退の大ピンチだ。

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