二日酔い未経験 作曲家の鶴岡雅義さんが語る“飲み方の流儀”

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 ほんの少しでも酒を口にしたら、ギターは触りません。作曲したこともない。そもそも曲を作る時に楽器は使わない。五線譜さえあれば、ギターの音が頭の中で鳴っているから、必要ないんです。プロの棋士は碁盤が頭の中にあって、自在に碁石を動かすのと似てるかもしれません。私にとって音符を書くのは文字を書くのと一緒。だから、誰かがでたらめな鼻歌を歌っても、そのまま五線譜に書ける。それでも飲みながらは作曲も演奏もしません。ただただ楽しく飲むのがいい。

 酒飲みっていうのはうれしい、悲しい、つらいと何かにつけて飲みますよね。だけど、私は嫌なことがあってもすべてをプラス思考に変えてしまう性格。だから恩師の古賀政男先生の代表作に「悲しい酒」という名曲がありますが、そういう酒は飲みたくないな。

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