「下町ロケット」佃製作所のロケ地は社員190人ネジ工場
正式名称は桂川精螺製作所で、1938年の創業。自動車用特殊部品製造を中心に手掛ける。精螺とは、精密なネジを指す。要するに、自動車のさまざまな部分に使われる精密なネジを造っている企業だ。従業員は約190人。調査会社によると、売り上げ規模は約32億円(14年10月期)となっている。
高視聴率ドラマのロケ地は、人気化するケースが多く、会社近辺には見物人がひっきりなしに訪れる。社員のヤル気もこれまでとは違ってくるはずだ。
「ロケ地だからといって社員の士気が高まるかどうかは正直分かりません。明るい材料であるのは確かですけれどね」(桂川精螺の関係者)
ちなみに、他のロケ地は、ドラマで帝国重工のロケットエンジン開発室などで使われたフジキンの「つくば先端事業所」(つくば市)や、日本工業倶楽部(千代田区)、クボタの筑波工場(つくばみらい市)、東京ポートボウル(東京・港区)、アルバック(茅ケ崎市)など。
ロケ地巡りで、下町ロケットの元気をもらいますか?