修正液で爪白く 浜田ブリトニーが語る“黒ギャル貧乏時代”
そして専門学校生になると寮から出なくてはならず、やむなくネットカフェで寝泊まりするようになってね。当時23時から翌朝7時までのナイトパックが一番安い店で980円、シャワーは別料金でした。生活費は足りなくなると、週に何回かのキャバクラ勤め。体験入店だと日払いだったのでそれこそ錦糸町、六本木、新宿、渋谷を転々としてましたよ。
ところが、2年間かけてトリマーB級、訓練士、愛玩動物飼養管理士1級、ハンドラーの資格を取って卒業を迎えた頃にはペットブームが終わって就職先がない。そんな時に藤子不二雄先生の自伝「まんが道」を読んで漫画家を志して専門学校へ通い始めたんです。
やはりこちらも2年コースで授業料は年間100万円ほど必要だったので相変わらずネットカフェ暮らし。ただ、ラッキーなのは漫画専門学校1年だった2006年に「ハイパー探偵リンカ」で小学館の「ビッグコミックスピリッツCasual」でデビューできたこと。翌07年7月からは「ビッグコミックスピリッツ」本誌で渋谷のギャルの生態を描いた「パギャル!」の連載がスタート、凄く恵まれてました。
でも、ベースは相変わらずネットカフェ。アシスタントに背景描きを手伝ってもらったり打ち合わせするのもね。そんな生活から脱して賃貸マンションに住んだのは09年、長い下積みでした。