著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

能年玲奈は「のん」で再出発 改名に見る芸能界の縁起担ぎ

公開日: 更新日:

 五木ひろしのように売れるまでに3度も芸名をかえた人もいれば、山口百恵さんのように本名で通して大スターになった人もいる。ゲン担ぎのように、途中で読みはそのままで字画をかえる人も少なくない。「モー娘」に「。」が付き、「つんく」に「♂」が入った。大河「真田丸」に出演中の藤岡弘も「、」が加わっている。これは「人生の節目として入れた」といわれている。

 能年玲奈(23)が「のん」に改名したという。事務所とのトラブルで1年以上にわたり仕事は開店休業だった。今回の改名宣言も事務所は「勝手な行動」と、依然として事務所との関係は不透明なままであるが、当人は「気分一新。再出発」から、自ら付けた。

 女性芸能人は字画よりも覚えやすさ、親しみやすさで付ける傾向もある。芸名には流行もある。「のん」は「杏」「波瑠」といった名だけの芸名という最近の流行も取り入れている。売れれば「いい芸名」と評され、売れなければ「芸名がよくない」とちゃかされる世界。「たかが芸名。されど芸名」なのである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”