吉田沙保里、福原愛…4年後は“リオ世代タレント”大混戦
日本時間22日に幕を閉じたリオ五輪。日本は史上最多41個のメダルを獲得し、東京五輪に向けて明るい兆しとなった。一方で、金メダルが“至上命令”とされながら涙をのんだ選手も。
その筆頭が女子レスリング53キロ級の吉田沙保里(33=写真右)。「霊長類最強」として4連覇がかかっていたが、決勝で敗れて銀メダルに終わった。もし4連覇を果たせば東京五輪も視野にあっただろうが、23日には引退を示唆した。
昨年12月から公式戦に参加しないままリオを迎えた吉田は、実戦そっちのけでバラエティー番組に出演しまくっていた。長年所属したALSOKも退社し、現在はフリー。リオ前からせっせとタレント活動の予行演習をしていたのが慢心となったのかもしれない。
吉田以外にも年齢的に今大会で現役を退き、タレントに「転向」する選手は多いはず。
たとえば福原愛(27)。幼少期からテレビに出演するベテランでタレントとしてのキャリアは十分。4年後については言葉を濁しており、今後はコーチを務めながらタレント活動する可能性もある。