視聴率完敗も当然 フジ五輪総集編は“宝の持ち腐れ”だった
30分遅れでスタートしたNHKの総集編の視聴率12.0%に完敗するだけでなく、日本テレビ系「有吉ゼミSP」(14.4%)、TBS系「緊急!ニッポンを襲う世界の超S級危険生物」(10.1%)、テレビ朝日系「Qさま!!夏の超特別編」(9.9%)とまあ、他局の特番にまで敗北を喫したのだった。
前出の番組制作関係者が言う。
「五輪直後なんだから、オーソドックスにメダリストたちに競技の話を聞けばいいのに、いつもの調子でお笑いテイストに味付けしていた。今回のフジの演出は時間が経過した9月や年末にやる内容。バラエティーではなくスポーツ班が担当したはずですが、視聴者が何を望んでいるのかが、まるで分かっていないことを数字が裏付けています」
EXILEメンバー、ますだおかだの岡田、ハライチ沢部らを大騒ぎさせ、4年に1度の“お宝”も持ち腐れに終わらせてしまった。もったいない。