柴咲コウにも重圧 次期大河“ご当地”がはじくソロバン勘定

公開日: 更新日:

 私生活は二の次とばかり、全身に女座長としての覚悟と使命感がみなぎっていた。

 NHKの次期大河ドラマ「おんな城主 直虎」(来年1月8日スタート)に主演する女優の柴咲コウ(35)。主人公・井伊直虎の命日にあたる26日は菩提寺の龍潭寺(静岡県浜松市)を訪れ、「墓前に立たせていただいた時はご加護をいただけたような思いにかられた。初心を持ち続け、最後まで乗り切りたい」と力強く語ったのだった。

■お寺の賽銭もアップ

 撮影は1年以上に及ぶ長丁場。健康管理の一環として報道陣から「焼き肉よりうなぎを食べる?」と聞かれると、「うなぎ、食べたいですね」。和牛王こと39歳の青年実業家との“スピード破局”はおくびにも出さず、終始笑顔で対応し、「すべてを肥やしにして、本来の負けず嫌いを発揮したい」と意気込んだ。

「地元の方々にも盛大に盛り上げていただきたい」とも語った柴咲。くしくもこの日は、ご当地、浜松市の官民連携組織「おんな城主直虎推進協議会」主催によるフォーラムも開催された。会場の「みをつくし文化センターホール」は、龍潭寺から車で10分程度のところに位置し、来年1月からはドラマ館の役割を担う。フォーラムには一般公募300人ほか、自民党公明党といった地元議員のセンセイら計500人が参加し、会場は熱気ムンムンだったという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ