ついに歌番組司会に復活 太川陽介が耐えた“日陰生活30年”
「路線バス旅」で再ブレークを果たした太川陽介(57)が今度は歌番組の司会に挑戦するというので話題になっている。担当するのはBS日テレの「歌え!昭和のベストテン」(毎週土曜夜9時)。太川といえば77年から86年まで「レッツゴーヤング」(NHK)の司会を務めていたことでも有名。以来、30年ぶりの司会復活である。
思えば、長い道のりだった。太川が「陽だまりの中で」で歌手デビューしたのは76年のこと。翌年、発売した「Lui―Lui」が大ヒットとなり、その活躍が前出の「レッツゴーヤング」の司会にもつながった。しかし、絶頂期もそこまで。徐々にテレビから姿を消し、活動の中心を舞台に移していった。ちなみに、91年から06年まで約15年間の朝刊スポーツ4紙の全記事を「太川陽介」で検索してみると、ヒットするのはわずか62件。
この間、現夫人の藤吉久美子(55)と結婚し、第1子誕生などのニュースがあったにもかかわらずこの少なさ。それ以外の記事は他人が主演する舞台の紹介が主で、「出演は他に太川陽介ら」という表記がほとんどだった。
“低迷期”の真っ最中にインタビューを受けたスポーツ報知(03年6月)には以下の記載がある。