庵野氏が訴え浮き彫り「エヴァ」巡る旧友社長2人の明と暗
「貸した金を返せ」――興行収入80億円超えの大ヒット映画「シン・ゴジラ」の監督、庵野秀明氏が代表を務めるアニメ制作会社「カラー」が、庵野氏の古巣を訴え、ネット住民が大騒ぎだ。
訴えられたのは、庵野氏の代表作「新世紀エヴァンゲリオン」などの制作に関わったアニメ制作会社「ガイナックス」。庵野氏は2007年まで同社に在籍していた。
「ガイナックスの山賀博之社長と庵野氏は大阪芸大の同級生で、2人の学生時代のエピソードは漫画やドラマにもなっています。庵野氏は1984年の同社設立にも絡んでいる。庵野氏が監督したテレビ版エヴァ(95~96年)が社会現象を起こし、庵野氏が06年にカラーを立ち上げ、独立してからも、2人の協力関係は続いていました」(アニメ業界関係者)
■ネット上は「確執か」と大騒ぎ
ところが、カラーがガイナックスに対し、借入金約1億円の支払いを求めて、東京地裁立川支部に提訴。“旧友”の訴訟沙汰に、ネット上は〈寂しい話だな〉などと大炎上している。2人の確執を勘繰っているのだ。