酎ハイを55杯も…神吉宏充七段「将棋と酒は生活の両輪」

公開日: 更新日:

 同席した2人の番組ディレクターは昼酒やったせいか、2人でボトル1本しか空けてないのにすぐに爆睡。しょうがないんで、ひとり飲みしながら7本目をオーダーしましたら、「おひとりでこんなに飲んでいただいたのは初めて」と、店長がおしゃれな赤いリボンつけて、「サービスです」って持ってきた。もちろんありがたく全部頂戴しまして、その後に将棋の個人指導を行い、夜は夜で北新地で飲み直し。我ながら元気でしたわ。残念なことに二度とその番組から、出演依頼が来なくなりましたけどね(笑い)。

■師匠には将棋も酒も学んだ

 でももともと、それほど好きやなかったんですよ。親父は飲めませんし、私も最初は乾杯ビールぐらい。ところが、師匠の弟子になってから一変しました。師匠は自宅で日本酒を1升空けてから「ほな、飲みに行こか」というタイプですから酒豪も酒豪。一緒におったらそら強うなりますわ。

 誘い方も上手。「1杯だけ飲むか?」で始まるんですけど、当然1杯で終わるわけがない。「あと15分」「ちょっと種類変えてみよか」「最後の1杯」……。これで何十遍、朝を迎えたことやら。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド