連載小説<11> 出稼ぎ外国人にとって日本は憧れの国
先ほどの女性が喫茶店に入ってきた。
隣にいた夏目が軽く手を上げると、女性が気づいたようでこちらの席に向かってくる。
「おまたせ、しました」
女性がたどたどしい口調で言って、クエットたちの向かいに座った。
店員がやってきてメニューを置くと女性がさっそく開いた。すぐに…
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