映画「君の膵臓をたべたい」が狙う二匹目の“セカチュー”

公開日: 更新日:

 公開前から「まるでセカチュー」と話題になっているのが、映画「君の膵臓をたべたい」(28日公開)。累計発行部数180万部を突破した住野よるさんの原作を映画化。高校時代に膵臓の病を抱えるヒロインに出会った主人公の“僕”の、過去と現在である12年後が描かれる青春ドラマだが、その設定は大ヒット映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年公開)とかなりかぶっているという。

「『セカチュー』は森山未來が演じた主人公と長澤まさみが演じたヒロインの悲恋と、現在の様子が描かれる。大人になった主人公を大沢たかおが演じ、その恋人は柴咲コウが演じた。一方、『君の―――』は高校時代の“僕”を人気音楽グループ・DISH//の北村匠海が演じ、膵臓病のヒロインを浜辺美波が演じるダブル主演。大人になった“僕”を小栗旬、ヒロインの親友を北川景子が演じるが、ストーリー展開も泣かせ方も『セカチュー』を見た人にとっては既視感たっぷり。ただ、『君の――』のターゲット層の若い女性は『セカチュー』を見たことがない人が大半だから新鮮なのかもしれません」(映画ライター)

 さらに、決して表には出ない大人の事情も「セカチュー」の時に似ているという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フワちゃん芸能界追放へ…やす子への暴言炎上は鎮火せず SNSの“NGフレーズ”が致命傷

  2. 2

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  3. 3

    中丸雄一「まじっすか不倫」で謹慎!なぜ芸能人は“アパホテル”が好きなのか…密会で利用する4つの理由

  4. 4

    フワちゃんは活動休止、男性の体臭批判の女子アナは契約解除…失言続きの和田アキ子はいつまで許される?

  5. 5

    小嶋陽菜およそ16億円でアパレル事業を売却…連続赤字の柴咲コウに欠ける“商才”の圧倒的な差

  1. 6

    中丸雄一に"共演者キラー"の横顔も…「シューイチ」で妻の笹崎里菜アナも有名女優もゲット

  2. 7

    五輪もスポーツも「興味なし」ミエミエ…シラケる番組MC・コメンテーターたち

  3. 8

    「トドみたい」発言で炎上の和田アキ子はナゼ"ご意見番の大御所"に上り詰めた? 本業は歌手なのに…

  4. 9

    “新婚ホヤホヤ”中丸雄一「アパ不倫」騒動で即離婚? 日テレ“内定取り消し”に屈しなかった気骨妻が下す判断

  5. 10

    フワちゃんは再起不能か…やす子への不適切投稿問題に“開き直り”のような拙い言い訳で再炎上

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  2. 2

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”

  3. 3

    選手村は乱交の温床、衝撃の体験談…今大会コンドーム配布予定数は男性用20万個、女性用2万個!

  4. 4

    ブレイキンの意外な金銭事情…トップはどれだけ稼ぐ? 国際大会V賞金、スポンサー料、指導料は?

  5. 5

    悠仁さま受験勉強しない夏休みで気になる「本当の学力」…“高校で異例の成績”報道も

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    吉永小百合(4)多忙で激しい青春を送りながら、恋に目覚め、恋に落ちる、普通の女性でもあった。会員限定記事

  4. 9

    「トドみたい」発言で炎上の和田アキ子はナゼ"ご意見番の大御所"に上り詰めた? 本業は歌手なのに…

  5. 10

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情